この記事では、Stable Diffusion web UIを使用していてCUDA out of memory
が生じた際に、ワンタッチでメモリを解放してくれる拡張機能SD Webui Memory Releaseについて紹介します。
目次
SD Webui Memory Releaseとは
何らかの処理を行った後、本来解放されるはずのメモリが解放されず放置されてしまうことがあります。この場合、使用できるメモリの量は減少してしまうため、通常ならできるはずの処理が行えずCUDA out of memory
が生じてしまうことをメモリリークといいます。
メモリリークが起きた場合はコマンドを叩き解放を行いますが、SD Webui Memory Releaseはこれをwebui上に表示されるボタンを押すだけで行ってくれる拡張機能です。
一見便利な拡張機能ですが気になる点もあり、GitHubに記載されている以下の点については理解したうえで使用してください。
Note: I’m 99.9% sure that this Extension helps nothing. You basically do not need this. Use it at your own risk~
https://github.com/Haoming02/sd-webui-memory-release
SD Webui Memory Releaseの導入
- 導入方法
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web UIを起動 → 「Extensions」タブをクリック → 「Install from URL」タブをクリック →
https://github.com/Haoming02/sd-webui-memory-release
と入力 → 「Install」 - 導入確認
-
導入が完了すると「Memory Release」という項目が追加されます。
使用する場合は「Memory Release」を展開し「🧹」を押してください。なお実行ログなどは流れないようです。
以上です。
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