この記事では、マイクラJE (Minecraft Java Edition) における「テレポート (/tp) 」に関するコマンドについて解説しています。
目次
tp(テレポート)コマンドとは
tpとはTeleportの略で、つまりtpコマンドとはテレポートコマンドのことを指します。tpコマンドを使うことで、特定の座標にテレポートしたり、特定の人の元へテレポートできます。
tpコマンドで生成されていないチャンク(座標)を指定してテレポートすると、テレポート後にチャンクが生成されます。このように他のコマンドとは異なり、チャンク生成が後にくる特殊なコマンドでもあります。
/tpコマンドと/teleportの違い
この二つのコマンドの違いは、/tpコマンドは対象基準のコマンドであるのに対して、/teleportコマンドはコマンドを実行した場所基準であることです。またこの違いはMinecraft JE特有のもので、BEでは無いとされています。
tpコマンドの構文
tpコマンドの構文は主に以下の2つです。
/tp [移動させる対象] <行先>
/tp [移動させる対象] <x> <y> <z>
#このコマンドはあまり使わない
/tp [移動させる対象] <x> <y> <z> [<y軸回転> <x軸回転>]
- [移動させる対象]と<行先>にはプレイヤーIDが入ります。[移動させる対象]は省略可能。省略した場合コマンド実行者がテレポートする。
- <x><y><z>には座標の数値が入ります。座標を見るにはF3キー。F3キーの解説はこちら。
- <y軸回転>は水平回転。北向きは-180.0、南向きは0.0、東向きは-90.0、西向きは90.0。
- <x軸回転>は垂直回転。真上を向くには-90.0、真下を向くには90.0。
tpコマンド使用例
#hyoizaburoをYuiYuiの場所にテレポート
/tp hyoizaburo YuiYui
#全てのプレイヤーを自分の場所に集合させる、@~はターゲットセレクターと呼ばれるもの
/tp @a @p
#meguminをx座標10、y座標20、z座標30の場所にテレポート
/tp megumin 10 20 30
#yunyunをx座標10、y座標5ブロック分先、z座標30にテレポート
/tp yunyun 10 ~5 30
#chunchummaruをx座標10、y座標20、z座標30に北向き真上向きでテレポート
/tp chunchummaru 10 20 30 [<-180.0> <-90.0>]
tpコマンドでエラーが返ってきた場合の原因
tpコマンドを使用して返ってきた結果がエラーであった場合、考えられる原因としては以下があります。
- 引数の間違い。
- [移動させる対象]が確認できない。
- <行先>が確認できない。
- [移動させる対象]と<行先>が同じディメンション内に存在しない。
現在、ディメンションとは、オーバーワールド、ネザーオーバーワールド、ジ・エンドオーバーワールドの3つを指します。つまり4の[移動させる対象]と<行先>が同じディメンションでない場合もエラーが生じます。